プログラマーとして独立した時、誰もが成功を夢見ているものです。しかしながらプログラマーの道は、それほど甘くありません。自分ではしっかりやっているつもりでも、いつの間にかミスを犯しているケースも多いです。独立後のプログラマーが犯しやすいミスの1つに、相場よりも大幅に安く契約してしまう事が挙げられます。プロダクトのレベルに合わせた相場価格を知らないがために、安く仕事を請け負ってしまうのです。このため仕事を請け負う時は適正な相場をリサーチした上で、安請け合いしないことが大切です。
また独立したばかりのプログラマーの中には、自分の技術力をアピールしたい気持ちが強すぎて、クライアントが望む内容以上のものを、プロダクトに詰め込んでしまうケースもあるようです。それが良い方向に働いてくれれば問題ないのですが、場合によっては「余計なことしている」と思われてしまう危険性があります。プログラマーにとって大切なのは、第一にクライアントが希望するプロダクトを忠実に作り上げることです。もし内容に変更が出てしまう場合は、事前にクライアントと調整するのがプロの仕事だと言えるでしょう。
そして独立したプログラマーの死活問題となるのが、契約金の未払いです。数百万円規模のプロダクトを3ヵ月以上の月日をかけて納入したのに、一切お金が入らなかった場合。とてつもなく大きな損失になります。このような未払いを防ぐためには、契約書を作るのはもちろんのこと、前金を支払ってもらうなどの対策が必要です。